納豆消失
こんにちは。
日曜日のお昼過ぎ、食料の買い出しのためスーパーへ出陣した。
ここ最近はコロナの影響で、夕方にスーパーへ行くと目当ての食品が買えないことがしばしば。
ファミリー世帯の多い地域、ウチは子供はいないが、毎日在宅で仕事をすることになった旦那に、3食ご飯を与えねばならない。そのため、子育てママさん達との食料を奪い合う熾烈な戦いに勝利しなければならないのだ。
なかでも、日曜日の買い物は勝負の日でもある。
ウチの旦那の朝食はメニューが決まっている。なので、その食材たちを確実にゲットする必要がある。そのためにこうして少し早い時間にスーパーへ来たというのに・・・
なんということだろう・・・・・・納豆がひとつも無いなんて!
今までは品薄でありながらも、数種類はあったのに、今日は本当に1つも残っていない‼
ほかの買い物客たちがスッカラカンの納豆の陳列棚を見て、「ここ納豆の棚?何も無いじゃん!アハハハハ」と笑いながら通り過ぎていく。
アハハハハ・・・
笑い事ではない!旦那の朝食メニューには納豆が含まれているのだ!
死活問題だ。午後に買い物に来たのが甘かった。午前中に来るべきだった。。。
しかし、いつまでも後悔しているわけにはいかない。こうなれば、頼みの綱はコンビニだ!
コンビニはこのコロナショックに陥ってからと言うもの、何度も私を助けてくれた。
私はスーパーでの食料買い出しを素早く済ませ、近くのコンビニへと急いだ。
かつてこんなにも緊張した気持ちでコンビニに入店したことがあっただろうか。
いつも贔屓にしているコンビニ。納豆がある場所は心得ている。
恐る恐る陳列棚を覗くと・・・・・・
あった‼納豆があった‼
すぐさま手に取り、嬉しさのあまり抱きしめ・・・たりはしなかったが、私は安堵し会計を済ませて、颯爽とコンビニを出た。
私は目の前のコンビニに向かって、心の中で叫んだ。
ありがとう、コンビニ!やっぱり君は救世主だった!